


精肉棟正面に掲げられている扁額は、漆芸家で根来塗の第一人者である「故夏目有彦先生」の作品で、本漆を何重にも塗り重ね、そして彫り込まれた文字には天然緑青を塗り込んで仕上げられました。
「松喜屋」の文字は、日展特選を2度受賞された書家であり東洋美術研究家としても有名な「吉澤大淳先生」の揮毫で、彫刻は有彦先生のご子息の「夏目陽介先生」が彫り上げられました。
1999年作
作者:夏目有彦 先生
揮毫:吉澤大淳 先生
彫刻:夏目陽介 先生
素材:「楠」1枚板(サイズ 970x2800x85mm)
仕上げ:本体 本漆塗り / 文字 天然緑青塗り



れすとらん棟正面に掲げられている扁額は、「故夏目有彦先生」のご子息で後継者の漆芸家「夏目陽介先生」の作品です。精肉棟の扁額と同じく何重にも本漆を塗り重ね、文字は天然緑青を塗り込んで仕上げられました。
「松喜屋」の文字も同じく「吉澤大淳先生」に揮毫していただき、彫刻は「夏目陽介先生」自身が彫り上げられました。
2018年作
作者:夏目陽介 先生
揮毫:吉澤大淳 先生
素材:「欅」1枚板(サイズ 910x3000x75mm)
仕上げ:本体 本漆塗り / 文字 天然緑青塗り
●見どころワンポイント
二つの扁額は共に、書家、吉澤大淳先生による揮毫の「松喜屋」の三文字ですが、よく見るとひとつ大きく違うポイントがあります。実際に見る機会があれば探してみてください。